2021.7.7
習い事をするならプログラミング “も” はじめた方が良い理由
ゴーキッズではお子さまの自立心を育むことを最大の目的に設定し、その目的を実現する手段にプログラミングを選びました。ではなぜ数ある習い事のなかでプログラミングが自立心を育むのに最適だといえるのでしょうか。
たしかに、水泳やピアノ、英会話など過去から現在に至るまで、子どもに習わせたい人気の習い事は数多くあります。そしてすべての習い事の上達に共通していることは以下です。
- 大きな問題を小さくして
- 繰り返しているパターンでまとめて
- 順番に動かすことです
このサイトをご覧いただいてる保護者さまであればお気づきになると思います。大人になってからのあらゆる仕事の上達に関わる行動プロセスとおなじですよね。
- 大きな問題を大きい状態のまま扱うから物事が前に進まない
- 何度もおなじ作業を繰り返しているから時間がかかる
- 目の前にあるもので適当に着手するから行ったり来たりが必要になる
見通しが難しく変化の激しい世界で、なぜ今その行動を起こすことが正しいといえるのか。答えがない問題に自分で腹落ちできるストーリーを、自分の意思として持つ必要があるのです。自分の中に仮説が生まれると、人はどうなるか試してみたい衝動に駆られます。そこに自立心の種が生まれる。
そのために大きな問題を小さく切り分けて、繰り返しているパターンでまとめて、順番に動かしてみるための仮説を作る。そして不確実な状態を減らすことがとても大切になります。
結論から言えば、すべての習い事で上述の3つのプロセスはご体験頂けると思います。
ただお子さまご自身で3つのプロセスを見出すことができればの話です。そこがプログラミングと他の習い事が大きく違うところ。プログラミングは特殊で、3つのプロセスを前提にして物事を考えないと何も前に進まないということ。習熟の過程で必ず大事な3つのプロセスが身につくことが特徴といえるのです。
昨今ではプログラミングも他の習い事とおなじように並べて比べられますが、ここまでお読みいただいたように他の習い事とは少し異質なのです。
水泳は泳げるようになる。ピアノは音楽を奏でられるようになる。英会話は外国でコミュニケーションがとれるようになる。
他の習い事では上達すると、具体的に手に入る技術があります。しかしプログラミングで手に入る技術は、高める、強める、促進する、強化する、向上させるを意味するエンハンススキルであり、あらゆる物事で上達するまでの期間を早くするというちょっと抽象的な技術なのです。
ゲームでイメージするとわかりやすいかもしれません。レベルアップして「攻撃力」や「すばやさ」や「かしこさ」を直接上げることが他の習い事なら、プログラミングスキルは持ってるだけでは何もなりませんが、何か他のことをはじめた時に、手に入る値を何倍にも引き上げる特殊効果があるということです。
もちろんプログラミング技術を駆使して、自分でアプリを作って公開したり、ロボットを作って遊んだり、ゲームを作るのも良いでしょう。
しかし、そういったものは副次的に手に入ることであり、本当に大切な目的だけを中心に据える必要があるのです。
お子さまはこれから大人になるにつれたくさんの問題に出くわします。そして問題解決を通してレベルアップをすることを考えると、すべてのスキルをエンハンスするスキルを現時点で身に着けておくと、最小の努力で最大の効果を得られるようになります。
以上が、数ある習い事のなかで、プログラミング ” も ” 選ぶと良い理由です。