小学生の思い出

2021.10.15

子どもが主体的に取り組める秘訣とは?|小学生の思い出編⑤

はじめまして。私は、関西外国語大学に通っています。出身は大阪ですが、高校時代に部活動の関係で香川県に住んだり、大学2年時には留学で中国とカナダで生活したりしていました。この記事では、私のバックグラウンドを振り返りながら「主体的な学び」について自分なりの意見をお話ししようと思います。

 

子ども時代に主体的に取り組んだこと

 

「数学やスポーツなどの分野は若い人に優位性がある」と言われていることを踏まえると、小学校6年間の過ごし方は後につながる大切なポイントなのではないかと私は思います。持論ですが、密度の濃い時間を過ごすためには「主体的に取り組める何かを見つけること」が大切だと思っています。まずは、私が小学生時代に主体的に取り組んだことと、なぜ主体的に取り組めたのかについて紹介します。

 

私が小学生時代に主体的に取り組んだことは、サッカーです。小学1年生から高校3年生までの12年間、サッカーをしていました。私は大学4年生なのでこの前まで就職活動をしていたのですが、面接では「なぜ12年もの長い間1つのことを主体的に取り組めたのか」と問われる機会が多くありました。

それでは一体、私はなぜサッカーに主体的に取り組めたのでしょうか。その理由は、大きく分けて3つあります。

 

1つ目は、「サッカー選手になる」という大きな夢があったからです。

私は母親がサッカー好きという影響もあり、幼い頃から身近にサッカーがある環境で育ちました。日本代表の試合がある日は、テレビ画面に吸い込まれるように夢中になりながら試合を見ていました。そうした環境から刺激を受けるうちに、いつの間にかサッカー選手になることを夢見るようになりました。サッカーに対して主体的に取り組めたのは、やはり「サッカー選手になる」という当時の壮大な夢が大きく作用していたと思います。

 

2つ目は、突出したプレーヤーではなかったからです。私は、お世辞にも才能があるプレーヤーではありませんでした。ところが幸い、人数の関係で小学4年生から1学年上のカテゴリーでプレーする機会をもらい、公式戦にも出場させていただいていました。さまざまな幸運が積み重なり、小学生の頃に中学生の公式戦にも出場させていただき、かなり貴重な経験をさせていただきました。

 

このように自分よりもワンランクもツーランクも上の方達と一緒にプレーさせていただいて気づいたことは「自分は突出したプレーヤーではなく、周りにはすごい選手がたくさんいる」ということでした。

 

自分の能力を過信していたわけでも、当時の状況に満足していたわけでもなかったのですが、少なからず評価していただいていることに対しての根拠のない自信はありました。しかし上級生と一緒にプレーする中で、それは狭いコミュニティーの中での小さな出来事だということを思い知らされました。まさに「井の中の蛙」だったわけです。そのことに気づいてからは、「もっとうまくなりたい」という一心でさらに練習に励むようになりました。

 

以上を踏まえると、狭いコミュニティーから抜け出して外の世界に足を踏み出し、その世界を肌で感じる、その刺激こそがサッカーに主体的に取り組めた秘訣だと思います。

 

3つ目は、大好きだったからです。単純にサッカーが大好きだったということも、私が主体的に取り組めた大きな理由です。「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、自分からアクションを起こして何かをするためには「好き」という感情が不可欠だと思います。好きだからこそ時間を気にすることなくボールを蹴っていられたし、好きだからこそ12年もの間サッカーを続けられました。

 

「主体的に取り組む」とは意識的に努力をして何かを継続することではなく、気が付いたらそれをしてしまっているという状態のこと、つまり、無意識下での行動なのではないかと思います。

私の場合、そこには「努力をしている」や「継続して頑張っている」という感情はありませんでした。主観的には「ただ毎日公園でボールを蹴っている」という感覚なのに対して、その行動を客観的に見た時に「主体的に取り組んでいるように見える」のではないかと私は思います。

 

子ども時代に主体的に取り組めなかったこと

 

次に、私が小学生時代に主体的に取り組めなかったことと、なぜ主体的に取り組めなかったのかについて紹介します。

 

私が小学生時代に主体的に取り組めなかったことは、勉強です。私は小学生の頃、体育と音楽、図工以外の教科はすべて苦手でした。サッカーの練習やリコーダーの練習、絵を描く練習なら喜んでできるのに対して、漢字ドリルや算数ドリルなどは全く手が進みませんでした。また、当時入会していた進研ゼミにも全く取り組まず、付録だけを楽しみにしていたことを今でも覚えています。

 

それでは、なぜ私は主体的に勉強に取り組めなかったのでしょうか。

 

その理由は、ビジョンが見えていなかったです。

 

「勉強をしないとろくな大人になれない」

「勉強をしておかないときっと後悔する」

このような言葉の意味は理解できます。しかし、当時の私はこの言葉に共感できませんでした。

 

「勉強をしないとなぜ困るのか」という問題に対しての解を見つけられず、勉強をすることに対するモチベーションを保てなかったのだと思います。つまり「勉強ができるようになった時に、自分が歩むであろう未来のビジョンが鮮明にイメージできなかった」ことが主体的に取り組めなかった要因だと考えます。

 

一方で、主体的に取り組めたサッカーでは「サッカーがもっと上手くなれば、テレビで活躍しているあの選手たちのようになれる」という明確で胸が躍るビジョンがありました。

 

このように比較してみると、テストで良い点数をとることによって得られるメリットが思い描けず、勉強をすることに意義を見出せなかったことが主体的に取り組めなかった最大の理由だと言えるでしょう。そのため、受動的な行動を主体的な行動に変換するためには、明確なビジョンを思い描くことが大切なのではないかと私は思います。

 

まとめ

 

この記事では、私のバックグラウンドを振り返りながら「主体的な学び」について自分なりの意見をお話ししました。主体的に取り組める何かを見つけるためには、常に好奇心を持ち、色々なものに触れることが大切です。「気になることは、とにかく一度やってみる」というマインドを忘れずに持っていれば、時間を忘れて取り組める、素敵でワクワクするような物事に出会えるのではないでしょうか。

 

その出会いこそが「主体的な学び」を始めるための第一歩であり、一番大切なポイントなのではないかを私は思います。「とにかく一度やってみる」という言葉を忘れずに、素敵で心躍るような事柄に出会えるような人生を歩んでいきたいと思います。

 

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